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動物かんきょう会議プロジェクトとは

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​目的

地球をもっと見てみよう!

かんきょうを守るためには「人間(おとな)だけにまかせちゃいられない!」と動物たちが森に集まりました。動物たちは世界の子どもたちといっしょに「人と人・国と国との違いを理解し合いながら、環境問題と共生について考える物語」をはじめました。

原作者からのメッセージ

動物になって考えよう!

「動物かんきょう会議」は、1997 年の地球温暖化防止京都会議(COP3)と共にはじまりました。登場するキャラクターたちは、お国柄を漂わせる個性派ぞろい。「森」「ゴミ」「クルマ」「エネルギー」「食べもの」「海・川」「生物」そして「地球の未来」をテーマに、無知や偏見・エゴも絡んだ、カンカンガクガクの議論で盛りあがります。

 

自分と異なるものに興味をもち、相手の考えをまず聞いて、理解しようとすることの大切さや楽しさを体験してください。地球環境とわたしたちの未来のために、自ら考え行動する大人になってほしいのです。そんな思いで、動物たちは世界の子どもたちと一緒にアイデアを出し合ったり、発明をしたり、課題解決にむけて国境を超えた行動をしていきます。

原作者:マリルゥ&イアン

プロジェクトの取り組み

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AI時代に必要な3つの力を育む

プロジェクトの背景

『動物かんきょう会議』は、1947年にドイツの児童文学者エーリッヒ・ケストナーが執筆した『動物会議』の精神を継承しています。この物語は、戦争や紛争を終わらせられない大人たちへの嘆きとして生まれました。

そして、今。

世界は気候変動、環境破壊、紛争や戦争、貧困格差など悪化の一途をたどり、明るい未来は描きにくい。さらに、専門家、科学者、環境活動家たちの多くは「人類が技術革新と経済成長の結果、みずからを滅ぼしている現実」を嘆くばかりで、改善の糸口がなかなか見えない状況です。

だからこそ、発想の転換が必要なのです。

SDGsとアニマルSDGs

SDGsの現状

SDGs(Sustainable Development Goals)は、2015年に国連で採択された、持続可能でよりよい世界を目指すための「持続可能な開発目標」です。17の目標で構成され、2030年をゴールとしています。いま、目標達成までの道のりの半ばまでやって来て思うのは、SDGsの考え方はどうしても人間中心だという事です。しかも、比較的楽な暮らしをしている人達や、その社会を動かしている政治や産業に関わる人は、今の状況をあまり変えないで目標を達成できないか、と考えているようです。

18番目の目標に「未来の世代の子どもたち」を提案

悪化する環境変化による被害者は、未来の世代の子どもたちです。SDGsの1番から17番までの目標は今の大人たちにとって都合の良いものではなく、そのすべてが「未来の世代の子どもたち」のために捧げられるものでなければならないのですから、そのことを18番目の目標として加えましょう。

アニマルSDGs:人間以外の視点を取り入れる

しかし、人間はこの地球に生きる1億種類ともいわれる動植物の中のたった一種類にすぎません。現在80億を越えた人間が自分たちの欲求を満たそうとすれば、地球の環境が変わり、すべての生きものに大変なストレスがかかります。Animal SDGs では人間が考えるSDGs が人間以外の世界からはどう見えるのか、人間の立場を離れて想像してみます。

Beyond SDGs:すべては子どもたちのために

SDGsでは、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。その「誰一人」には、今生きている人間ばかりではなく、これから生まれてくる生きものたちすべてが含まれなければなりません。

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アニマルSDGs

2024年、これまでの活動を集大成した書籍『どうぶつに聞いてみた アニマルSDGs」を出版しました。本書では、SDGs1~17の目標を「未来世代」との関係性で再構築し、動物たちの声を通じて持続可能な社会のビジョンを探る試みを行なっています。

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私たちのこれまでの活動

1997

  • 地球温暖化防止京都会議(COP3)の開催と同時に、堀場製作所の環境WEBマガジン『GAIAPRESS』上で『動物かんきょう会議』の連載をはじめる

2002

  • 堀場製作所がオフィシャルパートナー、出版化で博進堂がプロジェクトパートナー

  • 絵本シリーズ『動物かんきょう会議』を発行。その後、韓国、台湾で発行

2004

  • 絵本シリーズ『動物かんきょう会議』が全国学校図書館協議会「選定図書」に選ばれる。

2007–2009

  • 東京コンテンツマーケットTCMアワード2007《静止画部門 奨励賞》受賞

  • 東京国際映画祭関連イベントTIFFCOM/TPG2008作品選抜(経産省)

  • Forum International Cinéma & Littérature(モナコ公国)主催者より招待

2010–2011

  • アニメーションシリーズ『動物かんきょう会議』(全20話)NHK Eテレ全国地上波放送

  • 第19回地球環境映像祭《子どもアースビジョン賞》受賞

2015–2018

  • 世界4カ国の子どもたちと『動物かんきょう会議ワークショップ』(オイスカ)

  • 第2回ESD環境学習モデルプログラムに採択[環境省]

  • 体験対話型プログラム『せかい!動物かんきょう会議』はじまる

  • 第11回キッズデザイン賞で《優秀賞 消費者担当大臣賞》受賞(2017)

  • 山口県宇部市で『せかい!動物かんきょう会議 in SDGs未来都市UBE』はじまる(2018)

2019–2021

  • 宇部市立ときわ動物園「シロテテナガザル・カワウソ・ニホンザル・ワオキツネザル」プログラム

  • 『インストラクター養成・基礎 TUGUMI』はじまる

  • 地方創生SDGs官民連携プラットフォームに分科会を設立(2020)

2022–2025

  • SDGsの18番を提案するコンセプトブック『Animal SDGs』発行(2022)

  • 『インストラクター養成・認定 HACHIDORI』はじまる

  • 『せかい!動物かんきょう会議』国内・海外参加者10,000人を超える(2023)

  • 札幌市立円山動物園「オオワシ・ヒグマ・オオカミ」プログラム

  • 『動物に聞いてみた』『Ask the Animals』(日・英)初版発行(2024)

せかい!動物かんきょう会議プロジェクト

事務局 SDGsワークス宇部

    〒755-0072

    山口県宇部市中村3-6-27

    ビバライフ沼A105

    本部 ヌールエ デザイン総合研究所

    〒160-0022

    東京都新宿区新宿2-2-1 

    ビューシティ新宿御苑 904

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