せかい!動物かんきょう会議
World ! The Animal Conference on the Environment
動物になって考えてみる。すると全く違う世界が見えてくる!

ようこそ、せかい!動物かんきょう会議へ
次世代を担う子どもたちが、動物の視点(人間以外の視点)を通じて「生きる力」「未来を創造する力」を育むプログラムです。
1997年、地球温暖化防止京都会議(COP3)をきっかけにはじめました。絵本シリーズを出版、NHK-Eテレでのアニメシリーズを放映、学校や動物園でのワークショップなどを通じて世界観を広げてきました。これまでに国内外で10,000人以上の子ども・若者が参加しています。
持続可能で「かっこいい」未来を一緒に創りましょう!
Events


なぜ今、このプログラムが必要なのか
次世代が未来をデザインする
今、世界は気候変動、紛争や戦争、貧困格差など悪化の一途をたどり、明るい未来を描きにくい。一方で専門家、科学者、環境活動家たちの多くは「人類は技術革新と経済成長の結果、みずからを滅ぼしている現実」を嘆くばかりで、改善の糸口がなかなか見えない状況です。
もう人間(おとな)だけにまかせちゃいられない!
動物かんきょう会議では、子どもたちは多様な生きもの(視点)で人間たちがしていることを俯瞰(ふかん)してみる。発想を転換して、本質を問いかけていく。そこで気づいたことを手がかりに、地球上で生き残るために「したいこと」「すべきこと」を発見していくのです。
体験対話型プログラム
「気づく」→「思考する」→そして「行動」できる
本 プロジェクトでは、地域市民が『せかい!動物かんきょう会議メソッド』を習得し、インストラクター役を担い、地域の学校や動物園・水族館・科学館などの現場で活躍することを実践しています。
一般市民、大学生、留学生等、幅広い層が地域の子ども・若者たちに関わり、SDGs視点に立った多様な発想、行動ができる次世代『人財』の育成を目指しています。
プログラムA:動物かんきょう会議
The Animal Conference on the Environment
対象
小学4~6年生(10~12歳)
目的
動物の視点に立ち、非日常的な体験を通じて「気づき」を促します。
基礎インストラクター:TUGUMI

特徴
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アニメシリーズ「動物かんきょう会議」や動物キャラクターを活用し、ロールプレイ型の対話を通じて楽しみながら学べるプログラムです。
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動物園をフィールドにした活動を通じて、さまざまな生き物と向き合いながら対話する体験を提供します。
学び
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SDGsの基本概念や自然とのつながりを体感的に理解します。
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自己肯定感を育み、クリエイティブな思考を伸ばします。
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自分と他者との関係性について、新たな気づきを得ることができます。
プログラムB:どうぶつに聞いてみた
Ask the Animals
対象
中学〜大学生(12〜20歳)
目的
地球や社会が直面する現実を知り、デザイン思考を活用して「未来をデザインする力」を養います。
認定インストラクター:HACHIDORI

特徴
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動物たちの視点をベースに、現実の問題を分析し、未来の解決策を考えるクリエイティブなプログラムです。
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書籍『どうぶつに聞いてみた』や映画『アニマル -ぼくたちと動物のこと-』を教材として使用し、対話型の学びを提供します。
学び
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デザイン思考を活用し、課題解決のプロセスを学びます。
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異文化コミュニケーションの大切さを体験的に理解します。
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生態系サービスの重要性を深く考え、自然との関係性を学びます。
プログラムC:SDG18
SDG18 : KIDS AS FUTURE GENERATION
対象
大学生以上、社会人
目的
人間会議と動物会議を繰り返しながら、複雑な課題を「多角的に考える力」を養います。
認定インストラクター:CONDOR

特徴
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世界中の若者たちとの対話や、各分野の専門家との交流を通じて学ぶ実践型プログラムです。
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国際会議を通じ、多様な視点を取り入れながら、具体的なアクションにつながる学びを提供します。
学び
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合意形成を行い、行動を起こす力を身につけます。
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サステナブルデザインの概念を実践的に理解します。
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『命の経済』への転換をテーマに、バイオミミクリーやIDGs(Inner Development Goals)などの学びで深めます。
目指すゴール
SDG18: KIDS AS FUTURE GENERATION


Beyond SDGs
SDGsのその先へ
2024年9月に開催された国連未来サミットでは「世界のSDGsの達成率は17%に留まり、2030年以降もSDGsは継続される。SDGsから逃れることはできない」との報告がありました。また、「未来のための協定」「グローバルデジタルコンパクト」「将来世代に対する宣言」といった重要な提言が議論され、2025年から「Beyond SDGs」に向けた具体的な議論が本格化することも示されました。
私たちは「SDG18:未来の子どもたち」という新たなゴールを提案しています。現行のSDGs(1~17)の目標を「未来世代」との関係で再構築したビジョンです。
目標 18
未来の社会で生きるのは、今の子どもたち。
だからSDG18「未来の子どもたち」
子どもたちがおとなになったとき、
自然といっしょに楽しく暮らせる
社会をつくろう!
プロジェクトに参加
「SDG18」な未来をつくる仲間になりませんか?
私たちは、次世代と共に未来をデザインする仲間を募集しています。以下の3つの方法でプロジェクトに参加できます。

インストラクターになる
プログラムの実践者として、次世代を育む活動に携わりませんか? 養成講座を通じてスキルを身につけ、地域で活動を広げることができます。

プロジェクトパートナーになる
私たちの理念に共感し、プロジェクトをサポートしていただける企業や団体を募集しています。共に持続可能な未来をデザインしましょう!